中華モバイルモニタの修理(mini HDMI端子の修理)

某所(?)でmini HDMIがもげている15インチのモバイルモニタを安めで入手したので修理です。

TypeCは生きてる。

早速分解しましょう。前面パネルが接着剤で留まっています。頑張って剥がします
(上の画像は一回剥がしたあとくっつけてるので、枠が歪んでる)

こういうの使うと比較的楽でした

御開帳!

赤枠のあたりがもげてるmini HDMI

コネクタを注文しました
https://www.marutsu.co.jp/pc/i/15488916/

ピッチこまかいね~

仮で載せてみたらガワと干渉する・・・
もともとついていたコネクタの足が残っているようです。

干渉の図

面倒なのでコネクタの足を曲げた上でガワを切ります。金属?っぽいのでちょっと苦労。
基板も接着剤で固定されているようで、ケースから外れないんですよね・・・。
だいぶキツい。

適当にハンダしてみる

そのままさしても残念ながら認識せず。適当じゃだめか。
とりあえず手元のEDIDエミュレータを間に入れて接続したところ、なんと映像が映りました。

うつった!

原因を探します。
スマホのカメラでは限界があり、激安USB顕微鏡(1,700円弱)を導入。

マイコーUSB!!

HPDかI2C周辺がだめだから認識していないと考え、その周辺を見てみます。。ハンダきたない・・・・へた・・・・

USB顕微鏡での拡大図。浮いてそう。

何度か再ハンダするも中々進捗なし。(4日程・・・)
気分を変えて、コテ先が比較的新しいコテライザーminiに変更。
ガス式コードレス+即熱で大変便利なんですよね。

何度もやりすぎてだいぶコネクタが溶けてしまった

ようやくPCから認識するようになりました!!

EDIDエミュレータ無しで映った!
正規の情報となって、HDCPなども復活!

比較的長い戦いでした。
でも、格安で便利そうなモニタを手に入れることができたので結果オーライですね(*´ω`*)

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